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  • 息子が乳アレルギーで退院できなかった話

    男女の双子を出産して、ようやく会えた我が子たち。

    あり小さくうまれたこともあって、入院が長引くことはある程度覚悟していました。でも、まさかこんな形で、退院できないなんて、想像もしていませんでした。

    息子がミルクを飲むたびに巻き戻してしまい、乳アレルギーの可能性があることがわかりました。その影響で、入院が長引きました(双子ということもあり、1人だけに母乳を与えられるわけではないため)。

    娘も一緒に帰れると思っていたのに息子だけ入院継続。

    そして、息子に優先的に母乳を与えることが決まりました。

    同時に生まれてきた双子なのに、育ててあげられない現実。

    どちらも大切で、こちらも同じように愛情を注ぎたいのに、どうしても優先順位が生まれてしまうことに、戸惑いと葛藤がありました。

    小さくてがる事は想定していたけれど、こんな理由になんて思っていなかった。

    アレルギーについては、その後2歳まで続くことになります。

  • NICUに入院したふたご、役立ったのは大学時代のデジカメだった

    双子は生まれてすぐ、NICUに入院となりました。

    小さな体に通された管。

    元気に生まれてきてくれて安心と同時に、不安でいっぱいのスタートでした。

    「せめて写真だけでも残したい」

    そう思っていましたが、NICUの入り口のロッカーで、スマホを預けるように言われました。そうなのです、NICUはスマホを持ち込みできない!

    いろいろな医療機器に、電磁波が影響するため。

    頭では理解できていてもショックでした。

    「写真が撮れない」

    あんなに楽しみにしていたのに。

    こんなに小さな今を残したいのに。

    そこで夫にお願いしました。

    「家にあるデジカメを持ってきて欲しい」

    持ってきてくれたのは、大学時代に使っていた古いデジカメ。

    正直、心のどこかで思っていました。

    「今どきのスマホのほうが高品質なのに」

    でも、その考えはすぐに変わります。

    小さな保育園で眠るふたり。

    初めてしっかり見る2人のふたりの顔。

    かすかに動く手や足。

    その一瞬一瞬を、デジカまで残すことにしました。

    画質は今どきのスマホにはかなわないかもしれません。でも、あの時、あの場所で、ちゃんと残せたこと。それが何よりも大事でした。

    思いがけない場面で、昔のものに助けられることもあるんだなぁと思いました。

  • 双子を最初に抱っこしたのは、夫だった話。

    あの日は、まさかこんな形で出産になると思っていませんでした。

    突然の判断で、緊急帝王切開に。あっという間に手術して喜ばれて、気持ちも追いつかないままに進んできました。

    双子が生まれた瞬間、。

    私は体の上で、眼鏡をかけてもらって、、ほんの一瞬だけ、我が子の姿を見ることができました。

    ちゃんと見えたのは、ほんの一瞬だけ。

    えっ?抱っこできないの〜?

    その後、子供たちはすぐにNICUへ。私の代わりに最初に抱っこしたのは夫でした。

    私はと言うと、熱もあり、別室でぼーっとしたまま。出産の余韻というより、どこか現実味がなくて、不思議な感覚のまま時間が流れてきました。

    そして翌日。看護師さんに、車椅子を押してもらい、ようやくNICUでふたりと対面。

    小さな体で頑張ってる姿を見て、「生まれてきてくれてありがとう」

    そんな気持ちがじわじわこみ上げてきました。

    それと同時に、

    双子の中で大きいと思っていたけれど、他の赤ちゃんと並ぶと、約2400gの小ささにびっくりした、現実を受け止めるのに必死でした。

    想定していた出産とは違ったけれど、それでもちゃんと、家族になった1日でした。

  • 双子出産で、自己貯血を使った話。

    双子妊娠がわかってから、「出産時の出血が多くなる可能性が高い」と何度も説明を受けた。その中で提案されたのが、自己貯血だった。

    あらかじめ自分の血を取っておき、万が一出血が多かったときに輸血として使うというもの。

    正直、最初は少し怖かった。妊娠中に採血するだけでも負担なのに、さらに血を取るなんて大丈夫なのかと。でも、やるしかなかった。

    実際に行ったのは、1回だけだった。

    そして出産当日。緊急帝王切開で手術が始まった。双子ということもあり、やはり出血はそれなりに多く、羊水込みで2リットルを超えていた。記録には「出血多量」に丸がついていた。

    そこで、使われたのが事前に貯めておいた自分の血だった。1パックしかなかったが、生理食塩水と合わせて対応できた。

    もし準備していなかったらどうなっていたのかわからない。でも、「あのときやっていてよかった」と素直に思えた。

    双子出産は何かとリスクの話が多く、不安になることも多い。でも、その分こうして事前にできる対策があるのはありがたいことだと思う。

  • 予定帝王切開のはずが、陣痛タクシーを使った件

    予定帝王切開のはずだったのに、まさか陣痛タクシーを使うことになるとは思っていなかった。

    出産まであと4日というところで、実際に使うことになった。

    出産予定日はまだ先で、手術日もきっちり決まっていたから、どこか余裕があった。入院バッグも「まあ前日でよいか」と軽く考えていて、日常もほぼ普通通りに過ごしていた。

    お守り程度に予約していた陣痛タクシーを、使うことになるとはこの時は思っていなかった。

    水曜日の夜、23時過ぎ。寝ようとしたとき、突然それは起きた。破水だった。

    その時は破水だとはわからず、ただお湯のようなものが出てきた感覚だけがあった。

    夫が病院に電話をかけ、、私は陣痛タクシーに連絡。バスタオルだけ持って急いで乗り込んだ。社内にはあらかじめビニールシートが引かれていて、こういうときのための準備がされていることに安心した。

    自分の住所も病院も登録済みだったため、行き先を説明する必要はなかった。深夜だったこともあり、もし事前に登録していなければ、すぐにタクシーは来なかったかもしれない。自家用車のない我が家にとって、本当にありがたい存在だった。

    病院に着いた後、そのまま緊急帝王切開になった。

  • Hello world!

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